サークルKサンクスとファミマの合併が正式発表!店舗はファミリーマートに!とうとうサンクスも見納めか・・・
かねてから噂されていたサークルKサンクスがとうとうファミリーマートに吸収される事が正式に発表されました!
全店ファミリーマートになるらしい。
サンクス好きだったんだけどなぁ・・・
ファミリーマートは2月3日、大手コンビニのサークルKサンクスを展開するユニーグループ・ホールディングスと経営統合し、コンビニブランドを「ファミリーマート」に一本化すると発表した。
○いつから?
合意の効力は今年の9月1日。
少なくてもそれまではサンクスとサークルKの看板は残るみたいです。
その後、看板を順次ファミリーマーに統一していくとのこと。
確かにあれだけの店舗を全てファミリーマートに変えるのは大変でしょうからね。
○コンビ二の勢力図が激変!
今回の合併でファミリーマートが店舗数ではナンバー2チェーンになる。
セブンイレブンがNo1は変わらないが、かなりの僅差の2位が生まれることになる。
また、店舗数においてローソンはNo3に転落する。
合併後の店舗数をまとめると
セブンイレブン 18000
ファミリーマート 17700
ローソン 12200
とこんな順に。
でも実際はこんな単純な足し算にならないはず。
例えば、いい立地でサンクスとファミリーマートが並んでる所は都心部であれば見かけるけど、両方ファミリーマートになってしまったらオカシイでしょ?
どっちかを潰す必要が出てくる。
だから単純なたし算にはならない。
○合併ってそんな簡単にいくの?
行くわけありません。
コンビ二のほとんどはフランチャイズ経営をしているから、オーナーがそれぞれの店舗
にいます。
さっきみたいにっちかを潰すという話になった時、どっちのオーナーに泣いてもらうか決めるのはとても難しいでしょう。
オーナーさんも文字通り生活がかかっているから確実に揉めます。
普通はファミリーマートが代わりの店舗を見つけてくるのが筋ですけど、これだけ同時に新店を開けるわけにはいかないし、そもそもそんな場所がない。
コンビ二は全国で5万店が限界と言われているけど、実はもうその5万店以上の店舗が乱立している状況。
ここから更に新店は難しいでしょう。
仮に新店が空いたとしてもバイトの教育からやり直しだし、常連さんをまた作らないといけないし…とばっちりもいいとこですね
でも、オーナーがいる以上、強引に潰したりしたら訴訟問題になるのも必至だし、どうすんですかね?
フランチャイズ契約の内容も問題。
ただでさえファミリーマートはいろんなコンビニを吸収していってて、それぞれのチェーンのフランチャイズ契約の統合ができていないと聞きます。
勝手に店の看板変えられて、店の取り分は減りますじゃ納得しないでしょうし。
今回もそれが起こるはず。
○セブン、ローソンの動きは?
セブンは不動のNo1ですので、焦ってなさそうですね。
あくまで自分たちのビジネスを追求するという構えを崩さないでしょう。
ローソンはポプラを買収しようとしてたり、別の道で対抗していくみたいですね。
○結局最強はセブンイレブン?
1店舗1日当たりの売上はセブンが66.9万円、ローソンが54.7万円、ファミリーマートが53.1万円です。
これに対しサークルKサンクスが48,9万円です。
という事はファミリーマートの平均の売上は下がってしまうことになります。
1店舗あたりはローソンの方が売上は高いですが、流石にこれだけ店舗数に差をつけられてしまうと、トータルの売上もファミリーマートに負けてしまうでしょう。
その点、セブンイレブンはやはり磐石ですね。
結局、店舗数も売上もセブンイレブンがNo1なのは変わらず。
だってセブンお弁当美味しいもんね。
とはいえ、セブンを脅かす存在が出てきたことは間違いなく、今後の競争も気になる所です。
ローソンも黙っていないでしょうしね。