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レッドブルがF1撤退?エンジン供給元と関係悪化。ルノーとの間になにが・・・フォルクスワーゲン参戦も?

レッドブルがF1から撤退する可能性が大きくなってきた。

原因はエンジン供給元とのトラブルとのこと。

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headlines.yahoo.co.jp

 

 

フォーミュラワンに参戦しているレッドブル。

レッドブルは2009年~2013年までタイトルを4年連続で獲得したチームだが、アドバイザーのマルコ氏から「エンジン供給元のルノー(Renault)との契約が終了した後、同等レベルのエンジンが手に入らなければ、チームはF1から撤退するだろう」と話した事が話題になっている。

 

レッドブルは、2016年の末までエンジン供給の契約を結んでいるが、契約解消を要請する文書をルノーに送り、受諾されたらしい。

 

レッドブルはルノー製パワーユニットの信頼性とパフォーマンスの不足にかなりの不満をここまで抱えてきていたようで、ここに来て限界を迎えたということ。

 

現に今までタイトルを逃がす度に、ルノーに責任を押し付けるような発言が目立っていた。

 

○ルノーとの契約が終了になったら?

レッドブルとルノーの契約が終了したら、そもそもレッドブルはそもそものエンジン供給元がなくなってしまう。

 

レッドブルは並行してフェラーリやメルセデスとエンジン供給について協議していたものの難航しているのが現状。

 

特にメルセデスははっきりとレッドブルにはエンジンを提供しないと明言している。

 

これはメルセデスがレッドブルにエンジンを供給する事で、自らが脅かされる事を考えているらしい。

 

レッドブルは現在チームランキングで4位。

 

しかし、逆に言うとルノーのエンジンを使って「すら」4位にランキングしており、弱点であるパワーユニットの強化が図れれば更なる上位に入ってくる事は明らか。

(この点ではレッドブルのルノーに対する冷たい姿勢も頷ける)

 

わざわざ驚異になりうるライバルを自らの手で作る必要はないと考えているのだ。

 

となると、フェラーリしかレッドブルは頼れない事になるが、現在も協議中。

 

交渉結果に来季の参戦の可否がかかっているが、交渉の行方に関してはレッドブル側に言わせると「それは先方が我々にF1に残ってほしいと思うかどうかにかかっている」と話している。

 

○フォルクスワーゲンの参戦

そこで噂になっているのが、フォルクスワーゲンがレッドブルを買収しようとしているという噂だ。

 

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フェラーリのエンジン供給が未だ結果が出ず、来季の不安が消えないレッドブルだが、

ここでフォルクスワーゲンがF1参戦しようとするとやはり時間もかかる。

 

あくまで噂でしかないものの、背景から考えると信憑性もなくはない。

 

 

 

○今後のレッドブルは?

エンジン供給問題で来季が危ぶまえるレッドブルだが、問題はそれだけではない。

それは、財政の問題だ。

レッドブルは今年、12戦終了時点でランキング4位。
3位のウイリアムズとは大差を付けられており、昨年の2位から順位を落とすことはほぼ確実。
すると当たり前であるが、大幅にプライズマネーが下がる。


更にルノーと契約解消が事実になれば、タイトルスポンサーのインフィニティとフランスの石油会社トタルのサポートも失う事に。
しかもレッドブル側から早期契約解消の申し出をしたのだから違約金の発生すら十分に有りうる。

レースの出場と経済的問題、前途多難のレッドブルはF1のスターに返り咲けるか?