国勢調査がついにネットで回答可能に!メリットと危険性は?
5年に1度行われる国勢調査。
今回は初めてインターネットで回答が可能となります。
…そーいえば国勢調査ってなんだっけ?
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150910-00000049-ann-soci
年に1度の国勢調査で、初めてインターネットによる回答が始まりました。各世帯に10日から配布されるIDとパスワードで今月20日まで回答でき、それを過ぎると26日から配られる紙の調査票で回答することになります。
引用 yahooニュース
国勢調査がネットで行われるって事ですけど、どうなんでしょう?
ちょっと心配です。。。
○国勢調査とは?
そもそも国勢調査を知らない人も居るかと思いますので、そこから書いていきましょう。
国勢調査は、日本国内に住むすべての人と世帯を対象とする、国の最も重要な統計調査です。
国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、統計法という法律に基づいて、5年に一度実施されます。
国勢調査の結果は福祉施策や生活環境整備、災害対策など、
日本の未来をつくるために欠かせない様々な施策の計画策定などに利用されます。
引用 総務省統計局 HPより
んーイマイチ分かりづらいですね。
具体的には、性・年齢・職業などをこたえるアンケートのようなもの。
これを元に国の色んなデータを作っていくんですね。
項目は世帯員については「男女の別」、「出生の年月」、「配偶の関係」、「就業状態」
「従業地又は通学地」など13項目。
世帯については「世帯員の数」、「住居の種類」、「住宅の建て方」など4項目
○ネットで行うメリットは?
①24時間いつでもできる = 回答率が上がる
調べたところ全体の20%がネットで回答すると予想しているようです。
確かに20代も若い子はネットで回答出来た方が回答率が上がりそうですが。
②記入漏れを自動的にチェックできるなど調査精度があがる。
③調査を実施する自治体や調査員の事務が軽減される。
④マークシート用紙を機械に読み取らせる時間が短縮される。
これは完全に向こうの都合ですね。
まぁ確かに簡単になるに越した事はないですけど。
○危険性
当然ながら漏えいリスクは上がるでしょうね。。
過去にも職員がデータを持ち出したベネッセやヤフーの事件もありましたし、ハッキングのリスクもあります。
実際、マイナンバーも同じような話になりましたし。
ただ、これから色んな情報がデジタルデータ化されるのも避けられないんでしょうね。
上記の「管理のコストや難易度が下がる」という話は、これから色んな部分で必要とされてくるでしょう。
国の管理体制がしっかりしてることに期待するしかなさそうです。
とにかく国勢調査はしっかり回答しましょうね!